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学校給食・食育関連情報

2018.04.16 『野菜から食べる子は肥満になりにくい』 東京都足立区が「子どもの健康・生活実態調査」の結果を発表

東京都足立区が「子どもの健康・生活実態調査」の結果を発表しました。この調査は昨年10月、区と東京医科歯科大、国立成育医療研究センターが共同で実施しました。対象は区立小学校69校の1年生、計5160人で、これらの児童の保護者4208人から回答を得て分析したものです。
研究メンバーが注目したのは、肥満と食事の関係で「肥満傾向児」とされた児童の割合は、「野菜から食べる」と回答した子どもでは3.7%でしたが、「それ以外」と答えた児童は4.8%でした。
この結果について、東京医科歯科大の藤原武男教授(公衆衛生学)は「野菜から食べることで、野菜の摂取量が増加し、バランスの良い食事になって肥満予防につながる。習慣化しやすい子どもの頃からの対策が必要だ」と分析しています。
区では「ひと口目は野菜から」などと書いたポスターを区立保育園に配ったり、月1回、給食で野菜の日を設け、産地や生産者の思いを子どもたちに紹介するなど行っています。区の担当者は「ベジファーストは肥満予防につながる。今後も取り組みを強化したい」と話しています。

調査結果は下記URL よりご覧いただけます。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kokoro/fukushi-kenko/kenko/kodomo-kenko-chosa.html

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